「脂」と「油」の違いは?
2018/07/30
こんにちは、富田林市にある薬局で、ダイエットや健康作りを応援する、
とおやま薬局の遠山幸男です(*^^*)
「脂」と「油」の漢字は、
常温で固体なら「脂」、常温で液体なら「油」と使い分けています。
脂質は健康に悪いイメージがありますが、ヒトは脂質なしには生きられません。
細胞の燃料や細胞膜の構成成分になっているからです。
脂質は、水になじみやすい親水性の部分と、油になじみやすい親油性の部分があります。
牛や豚と魚の脂質では、舌触りや味が異なります。
この脂質の違いは、それを構成する脂肪酸の性質の違いで、
脂肪酸の性質は、炭素の数と二重結合の数と位置で決まります。
因みに、炭素の数が増えるほど固体へ近づき、二重結合の数が多いほど液体に近づきます。
例えば、牛や豚の体温は約39℃、この温度で液体となってる飽和脂肪酸が脂質の大部分を占めています。
そして、体温が約36℃の人間が牛や豚の脂質を大量に食べると、この飽和脂肪酸が液体から固体となり人体の血管の中に蓄積します。よって血液がドロドロになり、血流が悪くなります。
魚の体温は10~20℃なので、魚より体温が高い人間が魚を食べても、融点の低いDHAやEPAといった不飽和脂肪酸が固まらずに液体のまま、人体の血液中に流れ血管を掃除してくれます。血液サラサラに(*^^)v
ラードやバターのステアリン酸の炭素数は18、二重結合の数は0、融点は70℃
オリーブ油やナタネ油の炭素数は18、二重結合の数は1、融点は13℃
ゴマ油や紅花油の炭素数は18、二重結合の数は2、融点は-5℃
DHAの炭素数は22、二重結合の数は6、融点は-44℃
EPAの炭素数は20、二重結合の数は5、融点は-54℃
ということで、
牛や豚は、固体になりやすいので血液がドロドロに(>_<)
魚の油は、人の体内でも液体のままなので血液サラサラに(^^♪
魚の脂肪酸は脳卒中や心臓病を防ぐと言われています。
青魚、毎日は大変かもしれませんが、1週間に2回は食べましょうね
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